第2弾
40人のパーテイを1人で料理を作るのですから大変でした。
1度に4つのメニューを作っていくのです、今思っても神業ですね。
3年した頃に、実家のおふくろからお前は苦労をしすぎだからそろそろ
身を固めたらどうだと言って、話をもって叔母さんの家に上京してきました。
おふくろが通っていた、地元の美容院に勤めていた女性が年季明けで
東京のお店に勤めたので会ってみないかという話です、私も28歳になったいましたので
逢ってみるかと連絡を取り、渋谷のハチ公前で待ち合わせをしました。
どうも私は2時間遅刻だったそうです、今でも言われます。忘れましたが
寝坊したのだと思います、彼女はサンダルに手には自然食屋さんで買った
だいこんとごぼうの入った紙袋を下げていました。私はジーパンにゲタ履きでした。
喫茶店で話をしましたら、私の手を見てどうしたの?と聞くんです。
私の手は理美容の仕事の薬液と夜の強い洗剤で悲鳴を上げており、血だらけでした。
腫れあがっておりしみます、すると彼女はそんなのジュバンスでなおるよ。
ええ!!なにそれは。で・・・・・今のやっている美容法を聞いたんです
こいつに決めたとその時感じました、3回目にあった時から将来に向けた
2人の共同預金を5万円ずつ出し合って、定期を組みました。
6ケ月後に今のお店をやめますと伝えて、通信で美容学校に入りました。
その6か月間お客様には携われませんでした、そんな先生です。
8年務めて退職金もなければボーナスも無し、お客様が選別でたくさんいただきました。
最後の日は、顔も見ず挨拶も無し・・・最低の方でしたね、
その後従兄の勧めで、マスターに逢ってくれというので会いに行きましたら
奥さんの妹さんといっしょにいてお店も何も変化はありませんでした。荒れ放題です。