通常朝8:00に、掃除から入って(この頃は通いです)
夜の8:00まで理美容室の営業を終わってから笹塚の
レストランでコックをするわけです、朝の6:00までタクシーで帰り
その日はAM10:00出勤です、1日交代で夜のお店に行っていました。
第一ホテルのコックさんに教えてもらいながらでした。そのコックさんも
しばらくしてアルジェリアに行きました、なにやら給料が3倍貰えるそうです。
3年間そんな生活でした。休日は夕方4:00まで目が覚めませんでした。
コックをしている姿にある女性からモーションがかかりまして、付き合うことになりました。
彼女は札幌出身で、法政大学文学部に通い産婦人科のアルバイトをしておりました。
何しているの?と聞いたら、中絶をする人の看護婦さんのお手伝いだそうです。
趣味は喫茶店でジャズを聴くことなんです、私も休日にはデートをするんですが
ジャズを聴きながらお互いに本を読んでいました。話をすると文学的に話すんで
私は眠い中何が何だかわかりません、そんな折彼女の誕生日になったので
寿司をごちそうしようと思って、寿司屋に行き好きなものを注文すればいいよと
でも何も食べません、私はあまりいい気持がしないので赤身を10巻並べてもらい
食べました。食べなよと促すとやっと卵を食べました、私は紙にもう疲れたので
別れようと書いて渡しました。人生で初めて私からお断りした一人の女性でした。
あの環境の中ですので、悪いことをしたと思っています。