いよいよ小学生時代です。
ごくごく普通の面白みのない小学生です
ただ一番の悪と呼ばれた人には、とてもかわいがられました
今思うと、私は貧乏人のお坊ちゃまでしたね。これは両親に感謝です
あまり喋らないんですが、ズバリ決まる一言が出てしまうんです。
その一言がその悪だと言われている人に、気に入られてしまっているんです。
歯に衣をきせない一言です。
通信簿はいつも真面目ですのみ、本当に見ていたの?
10歳の頃、母に連れられてわけのわからない、今でいう新興宗教ですね。
母が入会したみたいです、父は反対もしなければ賛成もしないよと言っていました
私には異母兄弟が兄と姉が1人ずついました、実の姉が1人と4人の兄弟です。
上の姉がなかなか結婚がうまくいかなく、4回失敗しています。5回目で駆け落ちするのですが
それが心配の種で、入会したみたいです。それと上の兄貴の子供が逆子で
2人亡くなっているのもありましてのことです。
私も徐々に染まっていくわけですが(今思うと大きな間違いをしていますね、何とか真理教と同じですね)
根が真面目ですので、どんどんやっていきます。中学の時も高校の時も部活と並行してやっていくわけです。
先生にどちらかにしろと言われても、どちらもやめませんと言い続けていきます。
吹奏楽でトロンボーンをしていましたので、高校一年の頃音大に行きたいと思い父に相談をしましたところ
田んぼを売ってもいいから行けと言われました、でも父はその頃60歳ですこの先どうするのかと思い
私があきらめました、でも3年間富山の県民会館で、土井浩先生に個人レッスンを受けていました。
当時小杉高校でしたので、土合勝彦先生の指導のもと楽友会結成記念コンサートというものが始まり
コンクールにでない組織が生まれました。
3年間の最後の曲は、リストのレ・プレリュードでした。クラシックを沢山させてもらいました。
就職をしようにも、あてがありません。ただ東京に出て一生生きていける仕事に就きたいと思っていました
土合先生に相談しました所、自分が東京で下宿をしていた大家さんに聞いてみると言って
決まったのが、床屋さん「理容師」でした。わからないままスーツケース1つで、3月19日東京に行きました