東京の練馬区江古田にその場所はありましたが
そこの主は子もたずの人で、両養子を貰って支店を営業させていらっしゃいました。
その日のうちに、その支店のある、西武池袋線の東久留米に行きました。
そのお店はアパートの下にあるお店でした。
住み込みで働くことになり、朝は5:00起床お店を掃除して、玄関には
水を打ち、タイルは水吹きをして、パンを2枚焼き紅茶で食べた後
8:00に先生を起こして、その部屋を掃除する、8:30開店です。
お昼は焼きそばか麺類、夜は先生の奥さんの作ったものを食べる、
閉店はPM8:00、掃除タオルの洗濯(当時洗濯機など無いので
洗濯板で、洗います。2度以上こすってはいけません、タオルがすり減ってしまうので)
外に干します、冬は武蔵野の寒い風が吹くため3枚を干したら、元のが凝ってしまい
カチカチでした。
教えてもらった剃刀の砥石で研ぐのがなかなかうまくはいきません
日曜日の前の夜は20丁の剃刀を研ぎます。
夜の11:30まではかかります、寝る場所は台所の板のところにゴザを引き
フトンを敷いて寝ます、夏はねずみ7匹ににらまれて、南京虫に悩まされていました
冬は外との境のドアが、上と下が3センチずつ空いているので、寒いので
靴下をはきアノラック(今で言う防寒着)を着たまま寝ます。
高校生の時は、1日6食で好きなだけ食べていたのでつらかったですね。
で、1か月の給料は4000円です、同期の他のお店に入った人は50000円と聞いておりました。
紹介で入ったたので、耐えるしかないと思っていました。