ここで父の思い出を少し述べておきます、
父は幼い頃に兄が学校でとても優秀な兄だったそうです
学校の先生は、兄貴が頭が良いのに何でお前はできないんだと
いつも父は言われたそうです、それに反発した父は学校に行く格好で
近くの湖のそばで遊んでいたそうです、ガマガエルを捕まえたり、泳いだりしていたみたいです
沢山の兄弟がいましたが、8人中4人が当時はやっていた赤痢にかかり幼くして亡くなっております
小学校を出たあたりに、今の家に養子出来たそうですそれも子持たずだった叔父さんの家に
そんなわけで山を知り尽くしていたわけですね、木こりになって全国を回っていたみたいです
だからマツタケ取りは天才的なものがありました。山と川に育ったみたいな人です
走らせれば誰よりも早いし、盤持ち大会ではいつも優勝をしてきました。いまでいう
プロレスラーみたいな体つきでした。冬が近づくと家の周りにかやをたくさん並べて
風邪が入らないようにするのですが、山で切ってに車に積んで運ぶのですが
私も小さい頃いっしょに山に行ったことがあります、刈り取ったかやを荷車に乗せて
その上に私を載せて、山を下ってくるのですが坂道なのでまたとてもアクロなので
荷台のひもにしがみついていても落ちそうになる、父は必至の顔で山道を走って
下っていきます、この頃から高所恐怖症になったみたいです。
とても豪快な父です。