母の人生の続きです、
夫が戦争で亡くなりその家にはいらないものになったような存在になり
実家に帰っていると、ある人から嫁に行かないかの話です。母は
その話に乗り荷車に荷物を載せ石川県から富山県に後妻として
再婚するのでした、そこは寝たきりの姑さんと先妻の子供2人
大変な家庭に来たと思ったそうです、寝たきりの姑さんの下の始末は
母は小さい頃に華が薬の影響であまりわからなかったから苦では
なかったそうです。先妻はどうして亡くなったのか聞くと川に入水自殺をしたそうです
後にわかったことなんですが、その姑さんから聞くところでは、どうも姑の夫に
寝取られてしまったみたいです。そこで出来たのが義理の兄貴だったみたいです。
それからも何度もあって我が家には水子が何体もあります。それが苦で自殺をしたみたいです
父は亡くなるまで絶対にそのことは言わないで亡くなりました。がなんとなく私にも
見えていました。母も姑さんやら、近所の方の話でわかったみたいです。母の生前に
私に教えてくれました。義理の姉も結婚を4回失敗して、5回目で収まりました。
どこか変わっていますどこか普通と違うんです、偏っています。私の見方が違うのかもしれませんが
父は母にその義姉のことは異常にかわいがっていたみたいです、その分母につらく当たったみたいです
しかしそんな兄妹も次第に家から離れていきました。兄は大工をしていましたので帰ってきましたが
どうも父とはあまり仲が良くありませんでした、父の言うことは全く聞き入れませんでした。
水と油のようでした。父が間違っているのでは決してありません。子供らしくない兄でしたから。
この兄が後に母を苦しめる張本人になりました。