今日は墓参りに行きます。
42年前の3月18日に父が亡くなりました。私が
24歳の頃でした、危篤の連絡を聞きまして、4日前に
帰県しました病院に行くと父は、お前はまだ帰ってこないのかと
いい、遠く離れているので何見してやれなかったなと言いました。
私はまだ半人前もなっていないのでまだ帰れないと言いました。すると
そうかとうなずいていました。父はずっと以前から毎日一升の日本酒を
飲んでいる人でしたので、糖尿病になるやらあげくは胃がんになっていたそうです
がんのできていた場所も胃の入り口で噴門という場所です。手術を試みるも
心臓と皮1枚の所ですので、取ると心臓に穴が開くので少しくじって
ふさいだ状態だったそうです。一度空気に触れると腫瘍が3倍に膨れ上がり
水分しか入らなくなり、お医者さんがどうにもならないとのこと、わけを父に話すと
帰ろう!というので点滴を外して夜に兄の車に乗せて、家に帰りました。
亡くなる2日前にお客様に出したビールを、お客様は危篤の人の前で飲む気持ちには
なれないので、飲まないでいると父はお前が飲まないんだったら俺にくれと
ストローでビンビールを2本飲みました、その後もう思い残すことはない。
いつでもいいぞと。言いました。2日後の13時7分に他界しました。
みごとな生き方でした。今日し越し遅れましたが墓参りに行きます。