今日もとってもいいお天気でしたね。
「このまま、梅雨なんて来ないで~!!」って、梅雨時期にはくせ毛で髪がまとまらない!って人も多いのではないでしょうか??
お店では、夏に向けて、ハイトーンのカラーや、縮毛矯正、頭皮のためのヘッドスパ、紫外線対策のトリートメントがおすすめです
今回は、お客様から
「ホームカラーとサロンカラーの違いって何なの??」という質問をよく受けるので、
それにお答えしていこうと思います。
まず、ホームカラー(自宅でするカラー)とサロンカラー(美容室でするカラー)の違いなのですが、、、
ホームカラーは一般の消費者(素人)が使うのが前提なので、
ムラに見えにくい色味など、失敗が少ないような色設定になっています。
更に、混ぜやすいとか、塗りやすいとか、簡便性が重視されていて、あとは匂いも最小限に抑えられているかと思います。
(色より安全性や簡単さを重視しています。)
ホームカラーもサロンカラーも皆さんがよく目にしているかと思うのですが、1剤と2剤というものをを使用しています。
1剤は色、2剤はそれを髪に浸透させるもの。と思ってもらえればわかりやすいかなと思います。
市販のカラーはこの2剤が ”日本基準の最高レベルなんです!!!”
コレが「ダメージ」と「ムラ」の原因です。。。(ダメージはサロンカラーの約5倍と言われています。)
今の髪の状態を思い浮かべてください。
毛先は根元よりも何度もカラーを繰り返しているし、前にかけたパーマも残っていたり、昔、黒染めした部分があったりと、
全体の髪がすべて同じ状態と言う事はまずないですよね。。。
ダメージが強い毛も、健康な毛も同じ薬で染めてしまうなんて、、、、
それがホームカラーの大きなデメリットなんです。
お客様からは、全てを塗り終えて放置するまでにかなり時間がかかってしまう。というのもよく耳にします。
カラーが脱色発色をし続ける時間は20分です!!
それ以上はただ、髪を痛めるだけなんです。。。
美容師はこれらのことをすべて視野に入れた上で、薬の選定、塗り分け、放置時間の設定をしています。
それほどお客様の髪に気を使っている分、アバウトな仕様になってしまっているホームカラーに抵抗を感じているのです。
サロンカラーは色表現が豊富で、明るくも、暗くも綺麗な色で表現できるし、2剤のコントロールにより、
ダメージ部分にも対応して、塗り分けることでムラも少なく仕上がります。
前処理剤というカラー前のトリートメントも充実しているので痛みも最小限にし綺麗な色の表現ができます。
そして、色も長持ちします!!
大切な髪を守るためにも、なるべく髪の毛は美容師に預けてくれるといいなと思っています
皆さんが髪を痛めてへこむのと同じように、私たち美容師もへこみます。
ちょっと大げさかもしれませんが、大切なお客様の髪の毛がいつもきれいで健康な状態であることが、私たちプロの
プライドと使命だからです!!
ダメージ部分は、乾燥と褪色が酷くなっていくので、定期的にサロンでのヘアカラーをお勧めします!!
今回のブログで少しでもカラーの事を理解して頂けたらいいなと思います。
そして、お店でなんでも聞いてください!!
少しでもお客様のご希望にお答えできるように、私たち美容師も日々学んでいこうと思っています。
それでは、
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております