「柴田さん、今日もまた何か作ろうとしてるわよ」
「きっと、家具よ!」
「だって、柴田さん最近
家具作りにハマっとるし」
「ちゅ〜」
「ほらっ!木を切ってる!
きっと、家具よ!あれ!」
「ちゅ〜?」
「何なのかしら?これ」
「あっ!組み上がったわ!」
「あの形!家じゃない?」
「本当だ!」
「誰が住むのかね?」
「まぁ私達には、関係ないけど」
「ちゅ〜」
「柴田さん、楽しそうにペンキ塗ってるわ」
「本当だ。幸せそうな顔しとるわ。柴田さん」
「ちゅ〜」
「完成したみたいよ」
「あっ!」
「いや!やめて!」
「何、するのよ!」
「ちゅ〜!」
「私をどこに連れて行くの?」
「こっ、これは!?」
「まさか!」
「ちゅ〜♩」
「私たちの家!」
「柴田さんて、優しい」
「ちゅ〜」
では、また。